私には幼稚園の頃から仲良くしていた友人がいましたが、10年ほど前に仕事で精神を患い、それ以降引きこもった生活をしています。

最近では親も高齢になり、認知症の傾向が表れたため、本人も将来に不安を感じていました。
何か私に出来ることはないかと考えた時に障がい者グループホームという仕組みを知り、経営することを決断しました。

実は私自身にも吃音障害や社交性不安障害で苦しんだ過去があり、人に迷惑をかけないように生きることが、自分の生きづらさへとなり、それでも日々頑張って生活を続けてきました。

障がいの種類は違っても何らかの障がいを抱える方々は親や他人に迷惑をかけてしまうこともあると思いますが、それをさせないために本人を抑圧すると私と同じように生きづらい思いをさせてしまいます。

人は他人と共生している限り、迷惑をかけることは必ずあります。
しかし、その場合は私が責任を持って対応し、障がいをお持ちの方がなるべく社会に溶け込めるようにサポートしたいと考えています。